ブラック企業と知らずに就職してしまった方、既にブラック企業で働いて疲れ切っている方、なかなか辞めることができずにブラック企業で働き続けていらっしゃる方など、いろんな人がいらっしゃると思います。
そんな方はこれからどのような働き方をすれば良いのでしょうか?
大きく分けると、
・退職して良い企業に転職
・今の職場の環境を改善させる
結局は2択になってきます。
退職して良い企業に転職する
ブラック企業の職場環境とはそう簡単に改善できる様な環境ではありません。
また、会社側もそのブラックな環境を黙認していることが多く改善しようと行動するなら会社の経営から改善しないといけない場合も・・・
そうなると一般の社員ではなかなか荷が重いのが現状です。
それが大きい企業になればなるほど困難を極めることでしょう。
時間を無駄にしないためにも転職先を探す方が今後の為となるでしょう。
今の職場の環境を改善させる
上記の内容であるように改善させることは一筋縄ではいかないでしょう。
しかし会社が小規模であったり、自分声が会社に届きやすい環境または役職に就いている場合は挑戦してみるのも良いかも知れません。
ブラックな企業であっても仕事内容は好きだったり思い入れのある会社である場合に簡単に辞めてしまいたくない!という方もきっと多くいるはず。
そんな方は職場環境を改善させるための行動に出てみるのも良いでしょう。
仕事のルールを作る
ブラック企業はそもそもルールが守られていない、もしくはルールがない企業がほとんどです。
規則等で「サービス残業をしなさい」「プライベートより仕事を優先しなさい」など謳っている企業なんてありませんからね。
周りの社員がしているので私もしなければいけないという思い込みであったり、周りの目が気になることでその環境に合わせてしまっているのが原因です。
まずは社内規定等を確認しながら自分が「疲弊しない」仕事ルールを決めることが重要です。
・定時になったら帰る。
・処理できない業務は断る
・休日出勤をしない
などしっかりとしたルールを決めます。
絶対に守ることはもちろんですが継続することが重要です。
「仕事のやり方を変えましょう!」と言って変わるような会社はなかなかありません。
まずは自分が他の社員の模範となるような働き方をすることで周りの人に真似してもらえるような働き方をしましょう。
仕事の中の不要な部分を削る提案を行う
仕事の中で「これ必要か?」と思うことが皆さん必ずあると思います。
不要なものは取り除きましょう。
例えば、ミーティング。
ダラダラ長い時間をかけてもプラスになることはありません。
そもそも必要ないのにやってる場合もあります。
報告等はメールやチャットに変えて、対面で話す必要があるなら短時間に区切る様に提案していきましょう。
労働基準監督署に相談
上の項目で提案した仕事改善ができる会社はいいですが、ブラックに染まりきっている会社ではそう簡単に改善できないものです。
そこは最後の砦、労働基準監督署に相談しましょう。
労働基準監督署は労働基準法が守られているかチェックする行政機関でブラック企業が最も恐る機関です。
法律違反がある場合、その問題に対して様々な権限で対処してくれます。
例えば
・サービス残業をさせられている
・休日手当を支払われていない
・パワハラなど
企業に対して指導勧告・立ち入り調査を行う場合もあり、改善されない場合は刑事罰が適用されるように働きかけることもあります。
会社としては改善しなければいけない状態となってしまうためとても嫌がります。
職場環境がどうしても変わらないようであればお灸をすえる意味でも労働基準監督署に動いてもらいましょう。
まとめ
転職するには時間も体力も精神も消費します。
できることなら転職はしたくはないですがこちらがいくら努力しても現状を変えることが出来ないようであれば早めに見切りをつけましょう。
会社のために心を擦り減らすのではなく、自分や家族を養うために頑張ること。
そしてその頑張ったことに対してしっかりと対価をもらえるようにすること。
ブラック企業の社畜とならないように仕事をしましょう!
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